2023年05月26日号 Vol.446

第2回「ジャパンパレード」
90団体・2500人以上が参加!
アダムスNY市長も応援に

パレードスタート地点81丁目でのテープカット(左から)魚返氏、アダムスNY市長、ヤマグチ氏、森総領事・大使、吉井ジャパンデー・インク代表(All Photos by KC of Yomitime)

日米友好を目的とする「ジャパン・パレード」(主催:ジャパンデー・インク)が5月13日(土)、セントラルパーク・ウエストで開催された。

昨年、1872年に岩倉具視を特命全権大使とする使節団が米国を訪問してから150周年を記念して始まったパレード。2回目を迎えた今回は、日本の伝統芸能、踊り、音楽など、多種多様な90の団体、2500人以上が参加。沿道には5万人以上(ニューヨーク市警発表)が詰めかけ、昨年を上回る盛大なパレードとなった。


パレード開始に先立って、セントラルパークウエスト70丁目と71丁目の間に設置された特設ステージで、オープニングセレモニーが開催。MCは、今年もサンドラ・エンドウ氏が担当。パレードのグランドマーシャルで、冬季五輪女子フィギュアスケート金メダリスト、慈善活動家のクリスティー・ヤマグチ氏、在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使、ジャパンデー・インク会長の魚返大輔(うがえりだいすけ)氏に加えて、エリック・アダムスNY市長、NY市国際局長のエドワード・マーメルスタイン氏、ホークル知事代理のエレイン・ファン氏、アジアン・アメリカン&パシフィックアイランダー(AAPI)関連団体の代表らが挨拶。開催に尽力した関係各社・各者への謝意を示すとともに、日米友好の継続と世界平和を共に願った。

アートコンテストのグランプリ受賞者、ギャリー・ビティカス氏(中央)

今年の「ジャパンパレード・アートコンテスト」でグランプリを受賞したギャリー・ビティカス氏への表彰式が行われた後、午後1時にパレードがスタート。オープンカーに乗ったクリスティー・ヤマグチ氏がパレードの先陣を切り、アダムスNY市長、森総領事事・大使、魚返氏、各団体が続いた。

グランドマーシャルの大役を務めたヤマグチ氏、森総領事・大使は「日本は米国の友好国として力強いメッセージを発信出来たと思う」と声を揃えた。

子どもたちによる「君が代」斉唱

また、72丁目で開催された「ジャパン・ストリートフェア」も大盛況。折り紙、書道などのアクティビティーテント、そば、唐揚げ、おにぎり、ラーメン、お好み焼きなどのフード・テントが、日本の文化を紹介した。

午後4時には全ての参加団体がパレードを終了。天気が崩れることもなく、大盛況のうちに第2回「ジャパンパレード」は無事に閉幕した。


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