2023年05月26日号 Vol.446

来米中の郡和子仙台市長を迎え
宮城県人会、親睦会開催

親睦会に出席し、参加者らと歓談する郡市長

宮城県出身者および宮城県にゆかりがある人々で構成されたNY宮城県人会(大清水良裕会長)と、東北学院同窓会は5月19日(金)、日系人会で親睦会を開催した。当日は、ニューヨークの国連本部で開かれた防災関連の首脳級会合出席のために来米していた仙台市の郡和子市長を招き、行われた。


首脳級会合は、防災に関する2030年までの国際行動指針「仙台防災枠組」をテーマに5月18日と19日の2日間に渡って開かれ、国連加盟193ヵ国の首脳が出席。4月に国連から招待状を受けていた郡市長は2日目に登壇し、仙台市がまとめた中間評価について報告。防潮堤やかさ上げなどの減災手段を組み合わせた「多重防御」などの取り組みについて紹介した。
 
親睦会に出席した郡和子市長は、世界各国からの復興支援に対する感謝の意を表明するとともに、「我々が取り組んできた仙台防災枠組を評価していただけたことを嬉しく思います」と感想を語った。親睦会では市長を囲み、宮城県の酒を飲みながら郷土の話題に花が咲き、皆が和やかなひとときを楽しんだ。


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