2018年5月25日号 Vol.326

福島青年管弦楽団の創設者・芸術監督
ピアニストのパノス・カラン
ファンドレーズコンサート



福島青年管弦楽団の創設者・芸術監督・ピアニストのパノス・カラン=写真=が、6月8日(金)カーネギーホールのワイルリサイタルホールで、「パノス・カラン 〜ショパン:24の練習曲と小話〜」と題したコンサートを開く。
主催は音楽チャリティー団体「キーズオブチェンジ(Keys of Change)」。コンサートは、この団体の被災地福島での活動や、世界各地で行う同様の音楽事業のファンドレイズを目的にしたもの。
この団体も201 1年カランが始めたもので、現在、音楽・教育分野の専門家3名が理事を務め、世界各地に多数のボランティアが活躍。設立以来、アマゾン河流域、ウガンダ、シエラレオネなど、厳しい環境で生活する人々に、クラシック音楽のライブ演奏を届けている。
今回のファンドレーズコンサートではカラン自らが司会を務め、ショパン:24の練習曲(作品10および25の全曲)、ドビュッシー:練習曲1番「5本の指のための」を演奏する。音楽を通じて、厳しい環境に生きる世界中の子どもたちに希望を届ける「キーズオブチェンジ」のストーリーや、思い出も語る。
福島青年管弦楽団は2011年の東日本大震災から3年後の14年、カランが福島の若い音楽家を集め設立した。今年8月6日には、東京サントリーホール大ホールで、来年は2回目のロンドン公演も決定している。

■6月8日(金)8:00pm
■会場:カーネギーホール内
 ワイルリサイタルホール
 57th St. & 7th Aves.
■$50
■TEL: 212-247-7800
■www.carnegiehall.org

読者プレゼント:1組2名

抽選でパノス・カランのコンサート(6月8日)にご招待。お名前とEメール・アドレスを明記の上、ご応募ください。
応募先:ticket@yomitime.com
締 切:5月30日(水)まで



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