2020年5月22日号 Vol.374

JCCI &日本クラブ
医療チームにお弁当を
各病院で反響


準備をする日本クラブのシェフたち


マウント・サイナイ病院


コロンビア・プレスビテリアン病院


日本クラブとニューヨーク日本商工会議所(JCCI)が両団体の会員企業に支援を募り、米国日本人医師会(JMSA)の協力を得て、ニューヨークの医療従事者に今後およそ半年の間、弁当延べ約4000個を無料で届けるプロジェクトを立ち上げた。

名付けて「レッツ・サポート・ COVID-19ファイターズ! NYの医療チームへお弁当を届けよう」。感染患者の治療のために、日々過酷な状況で働く医療従事者たちを、少しでも応援したいという気持ちから生まれたプロジェクトだ。

日本クラブのシェフが栄養バランスを考慮して作った豪華弁当を、市内の病院に無料で差し入れをするこのプロジェクト、差し入れ先で大反響を呼び、受け取った医療従事者らから続々と感謝の言葉が届いている。

プロジェクト第1回は5月7日、マウントサイナイ病院とコロンビア・プレスビテリアン病院に弁当を届けた。当時は朝6時半から、日本クラブの安陵秀樹総料理長率いるキッチンチームが準備と盛り付けを行った。

「アメリカ人でも食べられる日本食をテーマに、魚・肉・野菜とバランスよく、見た目にも美しい盛り付けで、日本料理を堪能してもらえるように作りました。少しでも疲れが軽減され、明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです」と安陵総料理長。ベジタリアン用の弁当も各病院15個ずつ作った。メニューは毎回少しずつ変わる予定だ。

このプロジェクトに協力した会員企業は、米州住友商事、米国三井物産、日立アメリカ社、野村ホールディング・アメリカ、SOMPOインターナショナル、大和証券キャピタル・マーケッツ・アメリカ など、5月3日現在で34社に達し、現在も増え続けているという。
詳細は日本クラブのウェブサイト(別記)で随時発表。

プロジェクトの詳細は以下ウェブサイトで
www.nipponclub.org/event



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