2019年5月17日号 Vol.349

「インディペンデント」と「日本」テーマに16本上映
第8回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト

正装戦士スーツレンジャー
正装戦士スーツレンジャー

誘拐アンナ
誘拐アンナ


ニューヨークから世界へ向け、「インディペンデント」と「日本」をテーマにした映画祭「第8回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト(NYJCF)」(共催:マー・クリエーション、アジア・ソサエティ。メディア協力:よみタイム)が、6月5日(水)・6日(木)の2日間、アジア・ソサエティーで開催される。今年は短編16本(内アニメ6本)を紹介。上映は英語、日本語の場合は英語字幕。

昨年、日本で公開され話題となった「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督の短編「正装戦士スーツレンジャー」が初日に登場する。スーツ姿に正装した5人の男女が、街で悪さを働く怪人に立ち向かう。「カメラを止めるな」で見せた監督独自のセンスが光る作品。
西倉めぐみ監督の短編ドキュメンタリー「ミニドカ」は、アイダホ州ジェローム郡にあった「ミニドカ収容所」がテーマ。第二次世界大戦中に約9千人の日本人・日系アメリカ人が収容、現在は国立史跡として保存されている。映画は、日系五世となるアメリカ人の若者が家族が苦しんだ場所を訪れた旅を記録した。当日は西倉監督が来場予定。

2日目。フリッツ・シューマン監督の「マウンテン・モンク」は、山中で修行をする修験道の行者「山伏(やまぶし)」を追ったドキュメンタリー。自然の中に身を浸す山伏は古来から伝わる死と再生の象徴であり、知られざるその側面を紐解く。
佐藤懐智監督の短編アニメ「誘拐アンナ」は、、60年代のサイケデリック映画へのオマージュとして制作。バイクで旅をする男女2人を軸にしたロードムービー。
全作品はオフィシャルサイトで確認を。

■6月5日(水)6:30pm(レセプション有り)
■6月6日(木)6:30pm
■会場: Asia Society and Museum
 725 Park Ave. @ 70th St.
■各日:一般$12、シニア/学生$10、会員$8
■問合せ:Mar Creation, Inc.
 河野洋 917-400-9362 info@nyjcf.com
www.nyjcf.com



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