2023年05月12日号 Vol.445

カーネギー公演
ヴァイオリニスト 古澤 巖
ピアニストに金益 研二

古澤 巖(左)、金益 研二

日本を拠点に活動するヴァイオリニスト、古澤巖(ふるさわ・いわお)が7月18日(火)、カーネギーホールでのソロ公演を開催する。ピアニストは、金益研二(かねます・けんじ)。

ヨーヨー・マ、ステファン・グラッペリ等とも共演経験を持つ古澤は、ベルリンフィル・ストリングス他とのツアーで、年間150公演をこなす。愛用のバイオリンは、宗次コレクションから生涯貸与を受けている名器ストラディバリウス「San Lorenzo1718」だ。

フィラデルフィアのカーティス・インスティチュート・オブ・ミュージックを1985年に卒業。同期に著名な指揮者ロバート・スパノがいる。


日本では、競技ダンス番組BSテレ東「Dの旋律」に毎週出演中。乗馬、居合道歴20年、合気道3段、さらには寺田陽次郎率いるレーシングチームに所属といった多彩な面を合わせ持つ。

金益研二は、作曲家・編曲家・ピアニスト。古澤の全国ツアー「ヴァイオリンの夜」でもピアニストを務めており、気心の知れたパートナーだ。他に、尺八奏者・渡辺淳とのユニット「ウミガメ」としても活動している。

当日は、アキッレ・シモネッティの「マドリガル」、グリゴラス・ディニークの「ひばり」、ヴィットーリオ・モンティの「チャールダーシュ」に加え、古澤自身が作曲した「高千穂幻想」を披露。ダンディな出立ちと、哀愁に満ちた音色で聴衆を魅了する。

■7月18日(火)8:00pm
■会場:Weill Recital Hall @Carnegie Hall
 57th St. & 7th Aves.
■チケット:$45
■Box Office:57th St. & 7th Aves.
 TEL: 212-247-7800
Carnegiehall.org


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