2018年4月27日号 Vol.324

5月のJSビジネスプログラム
「日本のリテールマネーの行方」
「AIと金融業界へのインパクト」


ジャパン・ソサエティー(JS)が、5月のビジネス&政策プログラムとして、以下の2つの講演会・討論会を開催する。いずれも、ネットライブ配信で視聴することができる(詳細別記)。

5月1日(火)
日本のリテールマネーの行方:株、預金、それとも仮想通貨?


日本の家計資産は総額16兆ドル(約1800兆円)で、米国に次ぎ世界第2位の残高。 銀行預金がかつてない低金利であるにもかかわらず、多くの日本の家計資産は貯蓄や銀行預金に置かれている。個人の資産投資先の方向性次第で、日本のリテールマネーは、日本経済のみならず世界経済に影響を与える可能性がある。
講師に松本大氏(マネックスグループ株式会社代表執行役社長CEO)を迎え、司会は槇原純氏(JS理事)が務める。日本のリテールマネーの新トレンド、世界経済へのインパクトについて考える。

5月15日(火)
人工知能(AI)とその金融業界へのインパクト


近年、あらゆる分野で人工知能(AI)の活用が進みつつある。金融機関ではAIを駆使して大量のデータをプロセスし、異常取引による不正を監視し、顧客とオンラインで連絡をとるなど、すでにAIが人の作業を代行している分野もある。新興ヘッジファンドのドームヤード社では、AIの機械学習を駆使し、市場における取引データを分析、超高速取引で株式や為替を売買している。
このパネル討論会では、ドームヤード社共同創業者のクリスティーナ・チー氏他専門家が、AIの活用例とその更なる普及と発展を議論し、それが金融業界にどのような変化をもたらすかを考察する。
司会はロビン・ウィグルワース氏(ファイナンシャル・タイムズ紙米国マーケット・エディター)。

★昼食&講演会
「日本のリテールマネーの行方:株、預金、それとも仮想通貨?」
■5月1日(火)12:00-2:00pm
■一般$65、講演のみ$20
 法人会員無料

★パネル討論会
「人工知能(AI)とその金融業界へのインパクト」
■5月15日(火)6:00-8:30pm
■一般$20、法人会員無料

■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■申込み/問合せ:212-715-1208
 register@japansociety.org
www.japansociety.org/business-policy
★ネットライブ配信
 www.japansociety.org/live



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