2018年4月27日号 Vol.324

第6回ニューヨーク合唱フェスティバル
日米7合唱団が七色の演奏
カーネギーで無料 被災地復興支援掲げ



第6回ニューヨーク合唱フェスティバル(主催:一般社団法人文化芸能国際交流機構)が5月9日(水)、カーネギーホールで開催される。
7つの合唱団と、弦楽八重奏団が、合唱の素晴らしさを伝える。チケットは無料。
合唱を通じて交流を深め、次世代に日米の親善をつなげようとの目的で開催される。東日大震災の被災地復興支援の目的もあり、ニューヨーク日系ライオンズクラブが休憩時間と終演時に募金を行う。
合唱王国・福島からは、福島CF合唱団(指揮・高麗正宣)が参加。マンハッタン弦楽八重奏団(雨宮弘奈CM)とともに、復興を願い「スタバットマーテル(悲しみの聖母)」を演奏する。
しゃもじたたいて「博多どんたくばやし」をにぎやかに演じるのは、NHK福岡児童合唱団卒業生のティーンと、おかあさん合唱団の合同チーム・女声合唱団ひろ(指揮・大庭尋子)。英語の曲も歌う。
愛知・岐阜からは、全国コンクール金賞の実力者を集めた混声合唱団KIZUNA・絆(指揮・長谷順二)が参加。南相馬の中学生の気持ちをこめた曲「群青(ぐんじょう)」と、スタジオジブリの名曲を披露する。
東京のおかあさん合唱団連合・女声合唱団ひびき(指揮・岩本徳)は、美しい響きで「マザーテレサ愛のことば」などを歌う。
地元ニューヨークからは、日本クラブ女声コーラス(指揮・尾島陽子)に加え、BICブルックリン聖歌隊(指揮・フランクAヘイ)と、ニュージャージー州のYPCヤングピープルズコーラス@サーナウアー音楽学校(指揮・エマ・ブロンドーロ)が初参加する。聴衆も一緒に歌うのは、「花は咲く」「ふるさと」「大地讃頌」「翼をください」。日米が心を合わせ、東日本被災地に声援を送る。
司会は、FCIの久下香織子キャスターが務める。

■5月9日(水)8:00pm 
■会場:Stern Auditorium /Perelman Stage
 @Carnegie Hall
 881 Seventh Ave
■212-247-7800
www.carnegiehall.org
■入場無料(要チケット)
★4月末までにカーネギーホールのボックスオフィスでチケット取得のこと
★当日券なし
★当日会場で$10募金実施



HOME