2020年4月17日号 Vol.372

陶芸家・木野智史個展
4月21日からバーチャル展で開催

Oroshi "nen (twist)", 2019


京都出身の若手陶芸作家・木野智史の個展「Windswept (ウインドスウェプト)」が、4月21日(火)から5月15日(金)まで、アッパーイーストサイドの「マービスギャラリー」のウェブサイトで行われる。新型コロナウイルスの影響のため今回は、ホームページでの作品紹介に加え、「バーチャル展」を開催する。

今回で2回目となるニューヨーク展は、3年前から企画。作品を生み出す上で木野は、「空間に溶け込む造形」をテーマに、作品とその周囲がどう交わり、どのような空間を生み出すかに意識を注ぐ。個展タイトルは、山肌を勢いよく駆け下りる風「颪(おろし)」の意。リンク動画では木野の颪(おろし)シリーズ、潮汐(ちょうせき)シリーズについて説明する。

昨年、毎日新聞社主催の第25回日本陶芸展で、「U35賞」 を受賞している。木野の作品は、ニューオーリンズ美術館発行の機関紙で、表紙にも採用されている。

★オンライン開催:www.mirviss.com
■4月21日(火)〜5月15日(金)
■主催ギャラリー:Joan B. Mirviss Ltd.
 39 E. 78th St., #401
 TEL: 212-799-4021
 info@mirviss.com



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