2018年4月13日号 Vol.323

「日本のウィスキー道」
 独特の醍醐味とその哲学


Photo by Kohei Take


ジャパン・ソサエティー(JS)が4月19日(木)、講演会「ジャパニーズウイスキー:ウイスキー道」を開催する。講師には、著書「The Way of Whisky : A Journey Around Japanese Whisky」の著者であり、アルコール飲料批評家デイヴ・ブルーム氏を迎える。
日本で初めて国産ウイスキーの販売が始まったのは1929年。それ以来さまざまな銘柄のウイスキーが製造されてきた。近年は、国外のウィスキーコンテストで日本の銘柄が受賞するなど、海外での評価も高まっている。
ブルーム氏は、日本中の蒸留酒製造所を回り、日本の職人の技と、日本文化や気候などが重なり合うことによって生まれる日本のウィスキーを研究し、著書として出版。それ以外にも、「Drink!」「Rum」という2冊の酒に関する著書があり、これら2冊は各種の賞を受賞している。大手蒸留所でテイスティング技術のコンサルティングを行うほか、ウイスキーについての啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。
講演では、日本独特のウィスキーの醍醐味と、その哲学を語る。司会は、デイリービースト誌ドリンク&フード編集のノア・ロスバウム氏が務める。

■4月19日(木)6:30pm
■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■一般$14
 JS会員/学生/シニア$11
■TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org


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