2022年4月8日号 Vol.419

森美樹夫・新大使就任
「日米両国民関係を一層発展」

在ニューヨーク日本国総領事館の新総領事・大使に2月末付けで、森美樹夫(もり・みきお)氏=写真=が就任した。

ニューヨーク赴任は今回で3回目。東京大学法学部卒業後、1985年外務省入省。米国ウィリアムズ・カレッジでの在外研修の後、外交官としての最初の赴任地がニューヨークだった。1988年からニューヨーク総領事館広報文化センターに在籍。2回目は2007年から勤務した国際連合日本政府代表部だ。今回は約12年ぶりのニューヨーク勤務となる。

海外勤務は他に、在シンガポール大使館、中東アフリカ局、在豪州大使館、在ケニア大使館など。今回のニューヨーク赴任直前は、外務本省で領事局長を務め、海外の日本人の安全対策や、新型コロナウイルス感染症への対応などを担当した。



就任にあたり森大使は、次のように話している。

「この間、国境を越えた人や物の動きが著しく制約される中で、海外在住の日本人や企業の皆様が大変なご苦労をされているのを目の当たりにしました。海外在留邦人の安全確保は、外務省の最も重要な責務の一つ。世界中でも最大規模の在留邦人が暮らす地域を管轄する在ニューヨーク総領事館で総領事を務めることを、大変光栄に感じる一方で、その責任の重さを実感しております」

また、国際情勢がめまぐるしく変化する中で、日米関係がこれまで以上に重要になっていることを踏まえ、「先人が築いた日米間の強固な友情と絆を心に留めつつ、日米両国民の関係を一層発展させるべく、ニューヨークの地から最大限努力していきたい」と述べている。


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