2022年4月8日号 Vol.419

岩倉使節団150周年記念イベント開催
ジャパン・ソサエティーで

(左から)パネルディスカッションに参加したイノウエ氏、ニムラ氏、ワカバヤシ博士、サンド博士

ニューヨーク日本歴史評議会事務局は3月24日(木)、「ニューヨーク日本歴史デジタル・ミュージアム(Digital Museum of Japanese History in New York)」設立1周年を記念し、岩倉使節団の来米150周年記念イベントをジャパン・ソサエティーで開催。使節団の足跡と歴史的意義を辿った。
 
はじめに日本歴史評議会の本間俊一議長、続いて赴任間もない在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使が登壇。東西世界を橋渡しし、日本と米国との関係を形成する上で極めて重要な任務を帯びた使節団に言及。以降、脈々と続く日米の友好関係に於いて重要な役割を果たした功績について述べた。



さらに、ニューヨーク大学客員研究員で作家のダニエル・イノウエ氏がモデレーターを務め、「サムライの娘たち」の著者であるジャニス・ニムラ氏、ジョージタウン大学の日本史教授であるジョーダン・サンド博士、ラトガーズ大学の准教授であるハルコ・ワカバヤシ博士がゲストスピーカーとして参加。パネルディスカッションを行い、それぞれの見地から岩倉使節団について語った。
 

本間議長(左)と在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使

■ニューヨーク日本歴史評議会とは:2020年12月12日、各界からの代表者15人により設立。ニューヨークおよびその周辺地域における日本関連の歴史を収集し保存、公開・発信するとともに、次世代に継承することを目的。2021年5月18日(火)、ウェブサイト「ニューヨーク日本歴史デジタル・ミュージアム(Digital Museum of Japanese History in New York)」を、日英両語で公開した。


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