アメリカでは普段から、市販の薬を購入しておき、いざというときに備える人は多い。アメリカのファーマシーでは、実に様々な市販薬「OTC(Over The Counter)」が販売されている。処方箋薬と異なり、OTCは誰でも購入可能。
製薬会社が販売するブランド薬(タイレノールやアドビルなどのブランド名で売られる薬)と、その「ジェネリックブランド」があるのはご存じだろう。デュエンリードやライトエイドなど各薬局チェーンが自社ブランドとして販売するのが、ジェネリックブランドだ。「ストアブランド」ともいう。ブランド薬よりも安価だが、有効成分は同じなので、基本的に効果と安全性は同じだとみなされている。