2018年3月30日号 Vol.322

和食文化支える「昆布の力」
講演と会席料理の夕べ



日本クラブが4月5日(木)、日本の老舗昆布専門店「奥井海生堂」の奥井隆社長を招き、今年の日本食文化イベント第1弾「和食文化を支える昆布の力」を開催する。
「奥井海生堂」は、福井県敦賀市で1871年創業。奥井社長は4代目。老舗の暖簾を守るだけではなく、日本政府の「和食文化国民会議」理事も務め、国内外での和食振興に力を注いでいる。
このイベントでは、「昆布」を縦軸に、「食は身と心を養う」という話と、美味しい出汁のとり方について、奥井社長に話を聞く。続いて、北海道の日高・羅臼・利尻産の3種の昆布からとった出汁の味比べも行う。
さらに後半は、日本クラブ安陵秀樹料理長による、奥井海生堂の高級昆布を使った会席料理と、福井が誇る銘酒「黒龍」のペアリングを堪能する。
会席料理のご飯には、福井県が昨年開発したばかりのスーパーコシヒカリ「いちほまれ」を使用。日本でもまだ一般流通していない米で、このイベントが世界デビューとなる。
また、当日会場では三菱ケミカル・クリンスイが奥井海生堂と共同開発した、出汁を美味しくするためのポット型浄水器を展示紹介する(今秋米国で販売開始予定)。

■4月5日(木)6:30〜9:00pm
■会場:日本クラブ2階 145 W. 57th St.
www.nipponclub.org
■参加費:一般$150、会員$120
■申込み:TEL: 212-581-2223(三田さん、内河さん)
 mmita@nipponclub.org
■申込み締切:4月2日(月)



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