2024年3月29日号 Vol.466

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」「逆噴射家族」 
80年代映画、JSで上映

ジャパン・ソサエティー(JS)が4月19日(金)・20日(土)、映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(黒沢清監督、1985年)と、「逆噴射家族」(石井聰亙監督、1984年)を上映する。いずれも80年台の話題作だ。日本語上映、英語字幕。

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」© EPIC Sony/Director’s Company

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」は、黒沢監督の2作目であり、主役を演じた洞口依子の映画デビュー作となる。高校時代の先輩・吉岡を訪ね、東京郊外の大学を訪れた主人公・秋子は、乱痴気さわぎをする吉岡らに失望する。吉岡が所属するゼミの教官に、「実験」への協力を依頼される秋子だが…。
日活ロマンポルノとして製作されたが、そのままでは公開に至らず、のちに編集し直し一般映画としてこのタイトルで公開された。
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「逆噴射家族」は、原案・脚本は漫画家・小林よしのり。公開当時、家庭を舞台にした戦争映画として注目された。

小林家は、父・勝国、妻・冴子、長男・正樹、長女・エリカの4人暮らし。都会の団地から郊外の一戸建てに引っ越し喜んでいた。しかし、勝国の郷里から父・寿国が新居に押しかけてから、家庭内がギクシャクしはじめる。

出演は、小林克也、倍賞美津子、工藤夕貴ほか。

「逆噴射家族」© 1984 Director’s Company/International Broadcasting/ATG

■4月19日(金)
・7:00pm「逆噴射家族」
・9:00pm「ドレミファ娘の血は騒ぐ」
■4月20日(土)
・7:00pm「ドレミファ娘の血は騒ぐ」
・9:00pm「逆噴射家族」

■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■一般$16、JS会員$12
■TEL: 212-715-1258
japansociety.org/film


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