2024年3月29日号 Vol.466

ニューヨークに戻ったゴースト達
映画ロケ地を案内
「ゴーストバスターズ X NYC」

幽霊退治をコミカルに描いたSFコメディ映画「ゴーストバスターズ」(1984年)シリーズ5作目で最新作「ゴーストバスターズ:フローズン・エンパイア(Ghostbusters: Frozen Empire)=邦題:ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」が、3月22日から全米で公開された(日本公開は3月29日)。

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2021年公開の「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の続編となる本作、物語の舞台は前作のオクラホマ州サマーヴィルから、「ゴーストバスターズ」が誕生したニューヨーク市へと戻る。

古代の遺物が発見され、死の恐怖をもたらすゴーストの軍団がニューヨークに解き放たれる。氷河期のように凍りついた街で、新旧のゴーストバスターズは力を合わせて立ち向かう。
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「ニューヨーク市観光局+コンベンションズ(New York City Tourism + Convention)」(以下NYC観光局)は、オフィシャル・ウェブサイトで「ゴーストバスターズXニューヨーク」を開設。映画で登場した場所やゴーストバスターズをテーマにしたアクティビティなどを紹介している。ここではその中から抜粋してご案内。

①New York Public Library

すべての始まりは、42丁目の「ニューヨーク・パブリック・ライブラリー」=①=から。第1作目の冒頭では、本棚の本が空中を舞い勝手に書類が飛び出す…。超常現象を科学的に解析していたピーター・ヴェンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士(通称「レイ」)、イゴン・スペングラー博士の3人が、ゴーストの確認に成功する場所だ。

同所は、市内でも「幽霊が出る」といわれている施設のひとつで、本作でも再び登場。書庫は一般公開されていないが、ローズ本館閲覧室の鑑賞や、レイのように大理石の正面玄関を駆け降りることは可能だ。

②FDNY's Ladder Company 8 (Photo by Vincent Tullo)

最も有名なロケ地であるゴーストバスターズの本部「消防署#8(Ladder Company 8)」=②=は、トライベッカに位置する現役の消防署。1903年建設のビル前路上には、お馴染みのゴーストバスターズのロゴと、最近のゴーストバスターズのロゴが描かれている。

しがない会計士のルイス・タリーが、セントラルパークで恐ろしい獣に襲われた際、必死に逃げ込もうとする場所が高級レストラン「タバーン・オン・ザ・グリーン」=③=。上流階級と「不安」との隔たりを表している。

③Tavern on the Green (Photo by Maura Daley)

「コニー・アイランド」は、遊園地やボードウォークなど、暖かい季節に家族揃って楽しめるアミューズメント施設。本作では、そんな「憩いの場所」がどのように変貌を遂げるのか…。

その他、「コロンビア大学」、「シティ・ホール」、「リンカーンセンター」、「マンハッタン・ブリッジ」など、見慣れた風景をゴーストたちが侵食する。

貪欲で肥満した男性が、死後、その食欲だけが残ったという緑色のゴースト「アグリー・リトル・スパット(通称:スライマー)」は、とにかく食べることが大好き。オフィシャルサイトでは、映画でスライマーが出没したレストランを「スライマーのお気に入り(Slimer's Favorite Eats)」として紹介している。
詳細は、オフィシャルサイトで確認を。

Ghostbusters x NYC
■オフィシャルサイト:
www.nyctourism.com/ghostbusters-frozen-empire
①New York Public Library:Fifth Ave. & 42nd St.
②FDNY's Ladder Company 8:14 North Moore St.
③Tavern on the Green:W. 67th St & Central Park W
●Coney Island:Surf Avenue

上映映画館情報
https://www.ghostbusters.com


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