2024年3月29日号 Vol.466

CUPA主催
ダンス・ショーケース「クパダン」開催
日米エンタメの懸け橋に

エンターテインメントを通して日米親善を目的とする非営利団体「キャッチ・アス・パフォーミング・アーツ(CATCH US Performing Arts=CUPA/クーパ)は3月23日(土)、アッパーウェストの「シンフォニー・スペース」で、第2回目となるダンスイベント「CUPA Dance Showcase(略称:クパダン=CUPADAN)」を開催。多くの観客で賑わった。

フィナーレで観客に答えるパフォーマーら

CUPAは、ライフアドバイザーの本木祐子氏、イベントプロデューサーの河野洋氏、ダンスインストラクターの平川美代子氏らが理事を務め2018年9月に設立。日米親善、文化交流、次代を担う若手の育成を掲げ、より良い社会作りを目指している。

「クパダン」は、平川理事がメイン・プロデューサーとして企画。長引くパンデミックでダンサーの活動が制限され、発表の場が著しく減少している状況を受け、彼らの活動を支援しようと昨年スタート。ビデオ審査を通過した日本人ダンサーやアーティストを始め、多国籍のパフォーマーが出演した。
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日米バイリンガル・タレントのキアラが司会進行を務め、第2回クパダンが始まった。今回は、上林万澄、小野由利加、網永真夏、KANERIなど、11組のダンスグループが出演。言葉、文化などそれぞれのバックグランドは異なるが、「ダンス」という共通語をベースに、様々なジャンルのダンス作品を披露した。平川理事もパフォーマーとして参加。ジャズダンスで会場は大いに沸いた。
 
最後は、ゲストが登場。「The Greatest Showman」の小森悠冊、ラップシンガーのDag Force、世界でワークショップを開催するChioらが熱いパフォーマンスを披露した。

左から平川理事、河野理事

「夢を持った活動をしたい、最初から諦めてはダメ。これが私の信念です」と平川理事。将来は米国のアーティストを招聘し日本での開催も目標に掲げ、『クパダン』を大きなイベントに成長させ、日本とアメリカのエンタメの懸け橋になれるようひとつずつ形にしていきたい」と抱負を語った。
 
なお、同イベントで選抜された出演者には、留学サポートプログラムが提供される。


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