2022年3月25日号 Vol.418

夏時間が標準に?!
満場一致で上院可決

アメリカ連邦議会の上院は3月15日(火)、夏時間を恒久化する法案「日照保護法(Sunshine Protection Act)」を満場一致で可決。今後、同法案が下院で可決されバイデン大統領が署名すれば、2023年の夏時間に移行後、季節によって時間を変更してきた習慣が廃止されることになる。



アメリカで試験的に夏時間が導入されたのは1918年。第一次世界大戦中、エネルギー節約を目的にしたヨーロッパの法律をモデルとしたものだった。1966年、「統一時間法(Uniform Time Act)」により、夏時間はアメリカ国内ほとんどの地域で確立されたシステムとなった。ロイター通信によれば現在、少なくとも30州が夏時間を導入。71%のアメリカ人が今回の「日照保護法」に賛成しているという。

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