2022年3月25日号 Vol.418

ウクライナ支援に1万1000ドル
TICグループ・八木代表

(左から)チェックを手渡す八木代表、コミアック代表、バーチャード氏、「ラゾム」のスタッフたち

イーストビレッジを中心に日本食レストランを展開するTICグループ(八木秀峰代表)は3月15日(火)、ロシアの侵攻で大きな被害を受けているウクライナを支援するために寄付を行った。

当日は、同地で1954年から営業を続けるウクライナ・レストラン「ヴェセルカ(Veselka)」を訪問。同店オーナーのジェイソン・バーチャード氏と、ウクライナの非営利団体「ラゾム(Razom)」のドーラ・コミアック代表に、TICグループ各店舗(波崎、酒蔵、カレー屋、来々軒、蕎麦屋、ハイカラ、でしべる、茶菴、しゃぶ辰)からの売上から合計1万1000ドルのチェックを手渡した。

Veselka
■住所:144 Second Ave.
veselka.com



イーストビレッジには多くのウクライナ移民が暮らし、「リトル・ウクライナ」と呼ばれるエリアが存在。1968年にイースト・ビレッジで最初の店舗をオープンした八木氏は常々「地域の協力があってこそ、現在まで日本食レストラン経営を続けることができた」と話していた。

長年に渡り、「ヴェセルカ」のバーチャード氏およびその父親トム氏と八木氏は交流し協力しあってきた間柄だ。ウクライナ侵攻に心を痛めていた八木氏は、「何かサポートできることはないだろうか」と考えていたという。

チェックを受け取ったバーチャード氏は「八木氏をはじめコミュニティーに感謝したい」と話し、英語で「Together」を意味する「ラゾム」のコミアック代表は、「暖かい支援を同胞に伝えたい」と、感謝を伝えた。

「ラゾム」寄付受付
「ラゾム」では、クレジットカードやPaypal、パーソナルチェック、銀行振り込みなど、様々な方法でウクライナ支援金を受け付けている。詳細は別記ウェブサイトで。

Razom for Ukraine
■寄付詳細:
https://razomforukraine.org/donate


HOME