2020年3月20日号 Vol.370

NY育英学園・児童会
豪森林火災に義援金



ニューヨーク育英学園全日制小学部(ニュージャージー州イングルウッドクリフス/岡本徹学園長)が、オーストラリア森林火災に義援金を寄付した。
同学園の5、6年生16人が2月25日、マンハッタンにある在ニューヨーク・オーストラリア総領事館を訪問。育英バザーでの児童会運営コーナーの売上金を手渡した=写真=。
この寄付は、災害や貧困などで困っている世界の国々に、自分たちができることを考ようと、6年生を中心に児童会として発案したプロジェクト。
この日は、オーストラリア領事館のアラステア・J・ウォルトン総領事をはじめ、多くの職員が児童を出迎えてくれた。児童代表の6年生、ブレイク恕那さんと、5年生の平林哲明さんが、児童らのメッセージが書かれた色紙と寄付金を贈呈した。
子どもたちからの「オーストラリアの自然や動物を助けてあげてください」というスピーチに対し、ウォルトン総領事から感謝の言葉が返された。
自分たちが集めた寄付金が、社会に貢献するということを実際に体験できた、この貴重な経験に、児童たちは高揚感と緊張感をかくせなかった。


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