2020年3月20日号 Vol.370

JS現代日本戯曲リーディング
「こしらえる」上演


松村翔子 (Photo © Hitomi Kaneko)


ジョルダナ・デ・ラ・クルーズ(Photo © Sammy Tunis)


ジャパン・ソサエティー(JS)が、現代日本戯曲の英語版リーディング・シリーズ第15弾「こしらえる」。この作品は、第62回岸田國士戯曲賞候補作品、松村翔子(演劇ユニット・モメラス主宰、劇作、演出)作。演出はジョルダナ・デ・ラ・クルーズ。ニューヨークを拠点に活躍し、オビー賞受賞のパフォーマンス・スペースJACKの共同主宰者でもある。
ストーリーは、失踪した人気パティシエの穴埋めにてんてこ舞いするフレンチレストラン、という毒のない設定から始まる。が、シェフとパートのウエイトレスの情事をきっかけに、状況は次第に変化。シェフの妻が「いなくなった飼い猫の代替に」と、夫の浮気相手を家に住まわせるあたりから、物語は急速に、シュールな世界に突入していく。

★キャンセル
※終演後アーティストとのQ&A有
■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■一般$15、JS会員$10
■TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org



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