2021年3月12日号 Vol.393

大西ギャラリー
「金属の永遠の美しさ」
人間国宝含む作家14人

人間国宝・大角幸枝 銀打出花器「荒磯」

チェルシーの大西ギャラリーは3月11日(木)から、展示「金属の永遠の美しさ(The Eternal Beauty of Metal)」を開催。現代日本を代表する最高の金属芸術品を集めたもので、9人の人間国宝を含む作家14人の熟練した作品を紹介する。

タイトル「金属の永遠の美しさ」は、参加作家のひとりで日本初の女性人間国宝である大角幸枝(おおすみ・ゆきえ)が追求している創作哲学を反映。金属に「一瞬・一時的な輝き」ではなく、永遠の美しさを与えるというもの。展示は金、銀、プラチナ、銅、鉛、そして日本の独特の合金で作られた食器、雑器類が主で、彫刻、鋳造、象嵌など卓越した技術を見ることができる。
作品はオンラインでの観賞も可能。



▼参加作家
大角幸枝、家出隆浩、中川衛、佐故龍平、押山元子、玉川宣夫、畠春斎、般若保、大槻昌子、
奥山峰石、魚住為楽、桂盛仁、宮田亮平、田中輝和(順不同)

■3月11日(木)~31日(水)
■会場:Onishi Gallery
521 W. 26th St.
■Tel: 212-695-8035
https://www.onishigallery.com


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