2021年3月12日号 Vol.393

バイデン大統領
「5月1日までにすべての人をワクチン接種対象に」

3月11日に行われた演説映像から

バイデン大統領は3月11日夜、新型コロナウイルスのパンデミックから1年が経過したことを受け、国民に向けて演説。「5月1日までに、18歳以上のすべての人々をワクチン接種の対象とするよう、各州に指示する」とし、「7日4日の独立記念日には、家族が少人数で集まれるようにしたい」との考えを示した。

大統領は、「今回の独立記念日は国家としての独立だけでなく、ウイルスからの独立を示すことになる」と発言。ウイルスという共通の敵を打ち負かすために、「すべてのアメリカ人がそれぞれの役割を果たすことで、経済は回復し、子どもたちは学校に戻り、アメリカが『何でもできる』ことを再び証明するだろう」と述べ、「ウイスルとの戦いはまだ終わっていない」とし、引き続き、犠牲と忍耐の必要性を訴えた。


大統領はまた、パンデミックの最中に「攻撃され、嫌がらせを受け、非難され、身代わりにされた」アジア系アメリカ人に対するヘイトクライムの増加を明確に非難した。


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