2021年3月12日号 Vol.393

NY州で3月10日からワクチン接種60歳以上に
6月には希望者全員への投与を期待

ワクチン接種会場で順番を待つ人々 (Darren McGee- Office of Governor Andrew M. Cuomo)

ニューヨーク州では3月10日(水)から、新型コロナウイルス・ワクチン接種対象者を、これまでの65歳以上から60歳以上に変更。さらに3月17日(水)からは対象者を拡大する。

現在、1200万人以上のニューヨーカーがワクチン接種の対象。医師、看護師、医療従事者、60歳以上の州民、教師、公共交通機関の職員、食料品店の労働者、公安労働者、特定の併存疾患と基礎疾患を持つ州民など。さらに17日からは、対面業務に従事する政府および公共職員、ニューヨークの困窮層に対面でのサービスを提供する非営利職員、対面業務が不可欠な公共建築労働者が接種可能になる。接種は完全予約制。

アメリカで一般的に接種できるワクチンは、2回接種が必要なファイザーとモデルナ、1回接種のジョンソン&ジョンソンの3種類。ニューヨーク州は3月11日時点で、連邦政府から週に約40万のワクチンが提供され、州全体で600万回以上を投与。州民の20%以上が初回投与を受け、10.4%が投与を完了したと発表している。

クオモNY州知事は、「ワクチン供給は確実に増加しており、それに合わせて新しい接種会場を設け、対象者を拡大していく。ウイルスとの戦いはあらゆる面で続いており、ワクチン接種を増やしながら感染率を下げていく」と説明した。





●自分が「ワクチン接種対象者かどうか」を調べることができるサイト。
https://covid19vaccine.health.ny.gov/what-you-need-know
●アプリ:Am I Eligible?
https://am-i-eligible.covid19vaccine.health.ny.gov
●ワクチン接種会場の検索と予約(郵便番号を入力して検索)
https://vaccinefinder.nyc.gov

●電話予約
New York State COVID-19 Vaccination Hotline:
1-833-NYS-4-VAX (1-833-697-4829)




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