2021年3月12日号 Vol.393

ニューヨークで心寄せ、祈り届ける
ほくほく会主催「第10回3.11追悼式典」

幹事を務めた竹田小夜子福島県人会会長(左)と北海道ゆかりの会の竹田勝男会長)

東北6県と北海道の各県人会メンバーで構成される「ほくほく会」は3月7日(日)、「第10回3.11追悼式典」をオンラインで開催した。

この式典は2011年の震災発生直後から現在に至るまで、犠牲者への哀悼、災害風化の防止、故郷の現状理解を深めるため開催を継続。本年度は北海道と福島が幹事を務めた。

チームリーダーの高田実さん(左)と荒川名取市市議会議員の荒川洋平さん

(写真左)吉野「アラマキ」副代表の吉野和也さんと、法話する中垣法師

式典は今回も二部構成。第一部では初めに在NY総領事の山野内大使が挨拶。また大地震を経験している兵庫県を代表してNY兵庫県人会会長のジョッシュ大西氏が追悼の意を述べた。



今会は、福島県から国連経済社会局エネルギー・チームリーダーの高田実氏、宮城県から荒川洋平名取市市議会議員、岩手県からはNPO法人「アラマキ」の吉野和也副代表らが被災地の現状をリポートした。続いてNY平和財団の中垣顕實法師が読経。哀悼の意を表し犠牲者に黙祷を捧げた。

第二部ではほくほく会ゆかりの合唱団「JCH・とも」が歌を、「民舞座」は東北の踊りを披露した。


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