2022年3月11日号 Vol.417

最新テクノロジーで魔法体験
ワールドプレミア展
「ハリー・ポッター:エキシビション」

①ハーブ・クラスでマンドライクを植え替え All Photos Courtesy of Harry Potter™: The Exhibition

ニューヨークから車でおよそ90分、フィラデルフィアにある科学博物館「フランクリン・インスティチュート」で、ハリー・ポッター(以下ハリポタ)の展示が開催中だ。

ワーナー・ブラザース(Warner Brothers)とイマジン・エキシビションズ(Imagine Exhibitions)がコラボし完成させたもので、これまでに無い方法でハリポタの「舞台裏」を再現。衣装や小道具の展示だけでなく、インタラクティブな体験を提供するもので、小説や映画の世界が現実のものとして楽しめる。

同展は9月18日まで開催された後、各地を巡回する予定だ。



1万8000スクエアフィートの展示スペースは主に21のギャラリーで分割。ハリポタで最も印象的な場所を散策する。

旅の始まりはキングクロス駅の9と4分の3番線プラットフォームから。まずは個人のプロフィールを登録、リストバンドを装着して出発だ。

②ポーション・クラスでポーションを醸造 All Photos Courtesy of Harry Potter™: The Exhibition

杖を受け取ったり、パトロナス(呪文)を学んだりと、ホグワーツ魔法魔術学校に参加。スプラウト教授のハーブ・クラス=写真①=ではマンドレイクを植え替え、ポーション・クラス=写真②=でポーションを醸造し、ボガートに対抗。

ホグワーツの大広間「グレート・ホール」=写真③=ではプロジェクション・マッピングが季節の移り変わりを見せ、「禁じられた森」と「ハグリッドの小屋」では、守護霊と対話、隠れているケンタウルスやアクロマンチュラを探す。没入型デザインと最新テクノロジーが、「魔法の世界」と「現実」をユニークな方法で繋ぐ。

③大広間「グレート・ホール」 All Photos Courtesy of Harry Potter™: The Exhibition

展示最後の「ギフトショップ」ではオリジナル商品に加え、魔法使いのための飲み物、人気の「バタービール」も販売されている。

同館代表でCE Oのラリー・デュビンスキー氏は、「世界中から愛されるハリポタを、革新的な方法で表現、他に類を見ない体験ができるでしょう」とコメント。

さあ、マントでほこりを払い、杖を磨きに出かけよう!

Harry Potter: The Exhibition
■9月18日(日)まで
■会場:The Franklin Institute
 222 North 20th St.,Philadelphia, PA
■大人$43、65歳以上$41、3〜11歳$39
 ※午後5時から:$30
www.harrypotterexhibition.com


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