2022年3月11日号 Vol.417

ほくほく会「第11回東日本大震災追悼式典」
JAAでハイブリッド開催

踊りを披露した民舞座のメンバーら

東北6県と北海道の各県人会メンバーで構成される「ほくほく会」は3月6日(日)、「第11回東日本大震災追悼式典」を日系人会(JAA)会館およびオンラインを併用、ハイブリッドで開催した。

同式典は、2011年の震災発生直後から現在に至るまで、犠牲者への哀悼、災害風化の防止、故郷の現状理解を深めるため継続して行っている。



式典は昨年同様の二部構成で、今回はNY岩手県人会の大清水良裕会長が、オンラインで司会進行役を務めた。

第一部では、初めに在NY日本国総領事館の坂本徹領事部長、続いて阪神淡路大震災を経験した兵庫県を代表してNY兵庫県人会のジョッシュ大西会長が哀悼の意を述べた。NY宮城県人会の白田正樹副会長は国内外から寄せられた多くのサポートへの感謝を伝えた。

被災地の現状を伝える「被災地レポート」では、岩手県は「いわて復興のあゆみ」をビデオで紹介。福島県は相原翔さんが「福島の未来にむけて」を、宮城県からはアートで復興に取り組む都甲マリ子さんが「三陸まちづくりART」を紹介した。一部最後は、NY平和財団の中垣顕實法師が読経。哀悼の意を表し犠牲者に黙祷を捧げた。
 
第二部ではほくほく会ゆかりの合唱団「JCH・とも」が歌を、「民舞座」は東北の踊りを披露した。


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