2020年3月6日号 Vol.369

JAAビジネスウーマンの会・講演会
「最軽量のマネジメント」とは?
山田理氏を迎えて


講師を務めた山田氏。ビジネスウーマンの会2度目の登場


JAAビジネスウーマンの会は2月28日(金)、ビジネスソフトウェア開発会社「サイボウズ(Cybozu)」の取締役副社長兼サイボウズUS社長・山田理(おさむ)氏を講師に迎え、NY日系人会ホールで定例の講演会シリーズを開催した。山田氏は昨年の9月に続き同会講演会に2度目の登場、多方面から多くの参加者が集まった。

1997年に愛媛県の松山で創業したサイボウズ。様々なソフトウェアをネット上で販売し、2007年には国内グループウェア市場でシェア1位となり、現在では一部上場の企業として高い知名度を誇っている。講師の山田氏は、銀行勤務を経て同社に入社、米国法人の社長も兼任している。

山田氏は、新しい時代のマネジメント論としてまとめられた新著「最軽量のマネジメント」を上梓。講演会では、働き方の多様化に伴い世代間ギャップが生じる中、一番苦しい立場なのは「上と下の板挟みとなるマネジャー」という思いから生まれたマネジメント論を語った。

ユーモアのセンスに溢れ、解りやすく説得力のある講演はあっという間に終了。続いて行われたQ&Aでは、質問が続出。最後はワイン、ビールを飲みながら参加者との交流を楽しんだ。


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