Geometric Properties (Photo courtesy : Julius Horsthuis and ARTECHOUSE)
チェルシーマーケット内にあるデジタルアート・スペース「アーテックハウス(ARTEC HOUSE)」で3月1日(月)から9月6日(月)まで、「フラクタルアート」を投影させた没入型インスタレーション「幾何学的特性(Geometric Propertiesl)」が開催される。
「フラクタルアート」とは、「フラクタル(自然界にある複雑な形状を、同じパターンの図形で表す数学的概念)」なオブジェクトを計算し、その結果を静止画やアニメーション、音楽などで表現したアート。コンピュータを使用したデジタルアートで、幾何学的な美しさが最大の魅力だ。
手掛けたのは、オランダのフラクタルアーティスト、ジュリアス・ホースタウス(Julius Horsthuis)。
ビジュアルアーティストとしてキャリアをスタートしたホースタウス。コンピュータグラフィックスに興味を持ち、数本の映画作品でVFX(ビジュアルイフェクト)を担当。2013年からフラクタルの実験を始め、画像をアニメーション化させた作品を発表すると、瞬く間に話題に。ミュージシャンのエド・オブライエン、ジャズピアニストのティグラン・ハマシアン、メタルバンドのメシュガーなどのPV(プロモーションビデオ)では、印象的なフラクタルアートを披露している。