2022年2月25日号 Vol.416 |
ACAシネマプロジェクト第3弾
日本から話題の2作品上映
「Blue/ブルー」「由宇子の天秤」
「Blue/ブルー」吉田恵輔監督
ACAシネマプロジェクトシリーズ第3弾「New Films from Japan」が、3月11日(金)から17日(木)までの1週間、ニューヨーク市のIFCセンターで開催される。日本の文化庁が、同センターと映像産業振興機構(VIPO)の協力を得て開催するもの。
ACAシネマプロジェクトは、海外での日本映画の上映機会の創出と、海外展開を促進する目的で開催される文化庁委託事業「日本映画海外展開強化事業」の日本映画上映プロジェクト。
今回上映されるのは、2021年の話題作「Blue/ブルー」(吉田恵輔監督)と「由宇子の天秤」(春本雄二郎監督)の2本。
吉田監督は06年映画監督デビュー。監督自身、30年間汗を流したボクシングを舞台に、3人のボクサーと、揺れ動く一人の女性の姿を描いた「Blue/ブルー」(107分)。夢だけではない何かが、男たちの闘志をむき出しにする。
東京国際映画祭で、「心理ドラマの鬼才」と賞賛された吉田監督の最新作。主演は松山ケンイチ。
「由宇子の天秤」春本雄二郎監督
「由宇子の天秤」(152分)は、春本監督による長編2作目。真実を究明すべく、女子高生いじめ自殺事件を猛追するドキュメンタリー・ディレクターが、父親の許されぬ行為により、苦悩と欺瞞のはざまで、自らを究極の天秤にかける衝撃の作品。
ベルリン国際映画祭上映、釜山国際映画祭、ピンヤオ国際映画祭、東京フィルメックスなどで数々の賞を受賞。主演は瀧内公美。
■3月11日(金)〜17日(木)
★上映日程:
「Blue/ブルー」Blue
9:30pm:11日/13日
6:30pm:12日/14日/16日
「由宇子の天秤」A Balance
6:30pm:11日/13日/15日/17日
8:45pm:12日
■会場:IFC Center
323 6th Ave. (at West 3rd St.)
■www.ifccenter.com/series/aca-japan-2022
■一般: $17、シニア/子供: $14
IFCメンバー$12、学生$13 (要ID)
※ACA cinema project ポストカード提示で$4割引
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