2022年2月25日号 Vol.416

日本発・渡航書類の確認サービス
「ANAトラベル・レディ」

全日本航空(ANA)が2月10日から、渡航書類の事前確認サービス「ANAトラベル・レディ(ANA Travel Ready)」を開始した。新型コロナウィルスの影響による渡航先での入国条件や、ワクチン接種証明書、陰性証明書など、必要渡航書類が日々変化し、複雑になっているため。

サービスの対象は、成田空港、羽田空港発の米国線、欧州線、中国線の全19路線、20便となる。米国から日本に入国する場合には、このサービスは利用できない。

利用者は、オンラインで必要書類を事前に登録することで、出発前に必要な書類が揃っているか、追加で必要な手続きがないかなどを確認することができる。また、事前に書類確認を終えることで、迅速な搭乗が可能になる。


利用の流れ

①出発時刻72時間前に、「ANAトラベル・レディ」のウェブサイトがメールで送付される。(72時間より前でも、航空券購入後、「ANAトラベル・レディ」にアクセスし登録可能)

②このウェブサイトで海外渡航に必要な書類を確認し、必要な情報の登録、書類アップロードを行う。

③書類に不備・不足がある場合はメールで追加登録依頼の連絡が送られてくる。

④必要な書類が全て有効で、確認が完了している場合、その旨の連絡がメールで届く。その場合、出発時刻24時間前からオンライン・チェックインを利用できる。

⑤オンラインチェックイン済みの乗客は、手荷物を預けない場合、当日空港チェックインカウンターでの書類確認が不要となり、直接保安検査場に進むことができる。

出発時刻12時間前までに登録を済ませること。書類確認が完了しなかった場合は、当日空港チェックインカウンターに必要書類を持参すること。

「ANAトラベル・レディ」で事前確認が完了していても、渡航先での入国を確約するものではないので、揃えた書類は必ず所持して搭乗すること。

最新の対象路線や運用開始時期等の詳細はANAのホームページで。「ANAトラベル・レディ」詳細は別記ウェブサイト参照。

■ANA Travel Ready
https://bit.ly/36krs7A
■ANA HP:www.ana.co.jp


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