2022年2月25日号 Vol.416

JS展示「棟方志功―板極道―」
日本語と3Dバーチャルツアー

3Dバーチャルツアーのスクリーンショット

ジャパン・ソサエティー(JS)で昨年12月から今年3月20日(日)まで開催されている「棟方志功―板極道―(むなかた・しこう〜ばんごくどう〜)」の、日本語ウェブサイトと、3Dバーチャルツアーがオープンした。この展示は、著名な日本人美術家・棟方志功(1903〜75年)の作品約100点を紹介するもの。JSが所蔵する米国最大の棟方コレクションをもとに、「世界のムナカタ」と名をとどろかせた木板画だけでなく、書道、墨絵、水彩画、リトグラフや陶芸など、幅広い作品を紹介している。



20世紀を代表する想像力豊かな芸術家・棟方の魅力に、今一度焦点を当てた、JSならではの展示だ。棟方は1959年、JSの「プリント・アーティスト・プログラム」フェローとして、ニューヨークに来た。このプログラムで招かれたアーティストには、草間彌生がいる。新たな日本語での展示解説と、3Dバーチャルツアーのサイトでは、画面の中で展示会場を移動し、見たい作品を拡大することもできる。

https://www.japansociety.org/arts-and-culture


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