2019年2月22日号 Vol.344

音楽祭44周年シーズン
ミュージック・フロム・ジャパン

斉木由美


非営利団体ミュージック・フロム・ジャパン(MFJ)(芸術監督・三浦尚之)による「2019年音楽祭44周年シーズン」が3月2日(土)・3日(日)、ミッドタウンのスカンジナビアハウス内ビクター・ボージ・ホールで開催される。41周年からの新しい試みとして始めた「アーティスト・レジデンス・プログラムの第4回目」となる。
日米両国の作曲家、批評家、音楽学者間の対話や、交流を継続するために、日米の音楽批評家、作曲家を招聘し、2日間で講演会、フォーラム、コンサートを開催する。
2日は、まず音楽学者・白石美雪による基調講演。「日本におけるジョン・ケージ受容…ショックとその後」というテーマで話をする。終了後は公開フォーラムで、さらにケージと日本について討論する。
2日(土)のコンサートは、その基調講演を受けて、「アメリカの作曲家ジョン・ケージに影響を受けた日本の作曲家たち」という、ユニークなコンセプト。3日(日)は、作曲家・斉木由美=写真=の作品にフォーカスをあてたコンサートを行う。委嘱作曲家の黒田崇宏も日本から参加する。
ミュージック・フロム・ジャパンは、現在の芸術監督・三浦尚之氏が、1975年ニューヨークで創設した非営利団体。以来、日本の音楽をアメリカで紹介し、日米の音楽交流に尽力している。

■3月2日(土)
○基調講演7:00pm
○コンサート7:30pm
■3月3日(日)5:30pm
■会場:スカンジナビア ハウス内
 ビクター・ボージ・ホール
 58 Park Ave.
■各日:前売り一般$20(当日$25現金)
 MFJ会員$18
■両日:一般$35、MFJ会員$30
 学生/シニア(各コンサート)$15
■購入:
 www.brownpapertickets.com
■MFJ HP:
 www.musicfromjapan.org


HOME