2020年2月21日号 Vol.368

和紙・和紙製品の展示「和紙の物語」
正しい知識の発信目指し


ワークショップで製作するランプシェード


愛知県立大学と愛知県立芸術大学は、和紙専門輸出商社・株式会社森木ペーパーと協働し、和紙の展示会「The Story of WASHI in New York」を2月28日(金) ~ 3月8日(日)まで、ブルックリンのNPO法人J-COLLABOで開催する。

2014年、和紙は世界遺産に登録されたものの、国内需要は減少の一途。和紙について正しい知識を持つ人々も少なくなり、海外では和紙に似た紙が、和紙として販売されているケースがある。この現状を変えようと、愛知県立芸術大学の柴崎幸次教授監修のもと、正しい和紙の知識を広げ、暮らしと芸術における和紙利用の促進を目的として、同展が企画された。

会場では、和紙の原料や特性、製造工程、美術品修復などのパネル展示、和紙製品・作品の展示、和紙の良さを実際に体感できるワークショップなど、多方面から和紙の魅力を紹介する。さらにアンケート調査も実施し、海外における和紙文化の発展の可能性を探る。

2月29日(土)午後4時からオープニングレセプションを開催。3月1日(日)、7日(土)、8日(日)は、書道とランプシェードづくりのワークショップを行う。詳細はウェブサイトで。

The Story of WASHI in New York
2月28日(金)~3月8日(日)11:00am~7:00pm
講演会、レセプション:2月29日(土)4:00pm 
ワークショップ:3月1日(日)・7日(土)・8日(日) 1:00~2:30pm 
会場:J-Collabo B1F
300 7th Street, Brooklyn
入場無料
連絡先:347-987-3217
www.j-collabo.org
展示会HP:thestoryofwashi.wixsite.com



HOME