「ウェルネスフォーヒューマニティ」の会場で「セーフ・エントリー・ステーション」(左)と検査キット自動販売機(右) (Photo by KC of Yomitime)
ミッドタウンのメーシーズの近くに1月26日(火)、新型コロナウイルス検査キットの自動販売機が登場した。 開発したのは、科学と医療にフォーカスした起業家グループ「ウェルネスフォーヒューマニティ(Wellness4Hu manity)」(以下W4 H)。同社が昨年12月から販売していた自宅用の検査キットを、自動販売機で展開したもの。ニューヨークに先駆けてオークランド国際空港(CA)に設置され、その他、サンノゼ(CA)、アトランタ(GA)、ヒューストン(TX)、ホノルル(HI)でも展開、近日中にマイアミ(FL)でもオープンする予定だ。 新型コロナウイルス検査は大別すると、現在の感染状況を調べる「PCR」検査と「抗原(Antigen)」検査、過去の感染を調べる「抗体(Antibody)」検査の3つ。W4Hがミッドタウンの自動販売機で取り扱っているのはPCR検査キットで、唾液を採取するタイプ。米食品医薬品局に承認され、診断精度は99%との触れ込みだ。
「ウェルネスフォーヒューマニティ」の会場で検査キット自動販売機(左)と案内カウンター (Photo by KC of Yomitime)