2022年2月11日号 Vol.415

令和3年度外務大臣表彰
野田美知代氏が受賞

山野内総領事・大使(右)から賞状を受け取った野田氏

在ニューヨーク日本国総領事館は大使公邸で1月27日(木)、延期されていた令和3年度・外務大臣表彰を受賞したJAA(ニューヨーク日系人会)事務局長の野田美知代氏に対する伝達式を行った。

外務大臣表彰は、国際関連分野で活躍し日本と諸外国との友好・親善の増進に貢献をする中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体に対し贈られるもの。その功績を称え活動に対する一層の理解と支持を国民各層に請うことを目的としている。



野田氏は34年に渡りJAAに勤務。歴代会長を支え、事務局長として多様な活動の展開に尽力。在留邦人・日系人の声に耳を傾け、各種行事や支援活動に反映させ、ニューヨーク近郊における在留邦人、日系人の福祉向上、教育・文化活動の促進、日米友好親善に貢献してきた。

中でも2005年に高齢者問題協議会を設置し高齢者を様々な面でサポート。コロナ禍では高齢者やフロントワーカーへの日本食弁当配達の実施に、中心的役割を果たした。

式典では、初めに山野内勘二総領事・大使が挨拶、表彰状が手渡された。友人を代表してスーザン大沼前JAA会長が、長年に渡る功績に敬意を表し祝辞を述べた。

続いて挨拶した野田氏は、JAAの活動は多くのボランティアによって支えられてきたことに言及、彼らに感謝の意を表すとともに、より一層の理解と協力を呼びかけた。

エンターテイメントとして事務局で野田氏を支えるジャズピアニストの三上クニ氏が演奏を披露。最後はJAA理事のスキ・寺田・ポーツ氏の音頭で乾杯した。


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