①Walid Al Wawi,Oral History, 2021. Courtesy the artist (Photo : Nicholas Knight, Courtesy of Public Art Fund, NY)
ニューヨーク市内100ヵ所のバス停を会場にした企画展「20アーティスト:グローバル・ボジショニング(20 Artists: Global Positioning)が、1月26日(水)から始まり、6月5日(日)まで開催されている。
②Pushpa Kumari, Joy of Living, 2021. Courtesy Pushpa Kumari and Gofffa (Photo : Nicholas Knight, Courtesy of Public Art Fund, NY)
ラスティニア・カナヨ(ペルー)や、ショーン・コネリー(ハワイ)=写真③=は、グローバル化した世界で、先住民の文化と伝統の保存について着目。
③Sean Connelly, 16 Cube Truss (About Building Systems), 2021. Courtesy Sean Connelly, After Oceanic. (Photo : Nicholas Knight, Courtesy of Public Art Fund, NY)
過去2年のパンデミックは世界を分断し、社会の脆弱性を浮き彫りにした。本展は、写真、刺繡、砂絵、コラージュ、ドローイング、デジタル、イラストなど、作風は様々だが、地理や文化、言語、歴史、政治の境界を越えた人間の可能性を追求。激動の時代を反映させた作品群は、人々の不安をユーモアに置き換え、「希望に満ちた未来を想像し、提案する」という共通の衝動が示されている。