2021年1月29日号 Vol.390

NY市内の店内飲食、バレンタイン・デーから再開
3月15日から結婚式も許可

Johns of Bleeker Street, Manhattan, NYC. Photo by David La Spina/NYC & Company

クオモNY州知事は1月29日(金)のブリーフィングで、NY市内レストランの店内飲食を、占有率25%でバレンタイン・デー(2月14日)から許可すると発表。再開にあたり、「レストランは、スタッフの雇用やメニューの変更など、準備期間が必要だ」と述べた。

会見で知事は、NY市のCOVID-19陽性率が1月4日の7.1%から、28日時点で4.9%に下がったことを報告。州全体の陽性率は4.65%で12月11日以降最も低く、さらに今後、多くのワクチンが投与されることで陽性率の低下が期待されている。

現在、NY州は占有率50%以下での店内飲食を許可しているが、これら多くの地域はNY市の感染率よりも高い。知事は「NY市は密度が高いため、他の地域よりも感染が早く広がる可能性がある」とし、占有率25%は妥当であると説明した。

加えて、NY州で3月15日から、占有率50%・最大150人までの結婚式を許可すると発表。会場スタッフはもちろんのこと、当日までに出席者全てがCOVID-19検査を受け、陰性であることが条件。同時に、地元保険局の承認が必要となる。

「今すぐ予約するか、バレンタイン・デーのディナーでプロポーズを計画して3月15日に最大150人の結婚式を開くことができる」と、クオモ知事。「低コストで、NY州の婚約指輪の制作を検討すべきだ」と、ジョークを飛ばした。




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