2022年1月28日号 Vol.414

JS映画上映シリーズ再開!
春の豪華ラインナップ発表
「マンスリー・クラシック」

「切腹」Harakiri © 1962 Shochiku Co., Ltd.

ジャパン・ソサエティー(JS)がこのほど、JS劇場内での月例映画上映会「マンスリー・クラシック」シリーズを再開。第1弾として1月21日(金)、ハリウッドの大手スタジオから配給された初の日本映画として、黒澤明監督の「影武者」が上映された。



コロナ禍でしばらく中断されていた「マンスリー・クラシック」は、2015年開始以来の人気シリーズ。日本映画を代表するクラシック作品や、レアな作品、再発掘作品などを月に一度上映し、日米の映画ファンに親しまれている。

「女囚さそり 第41雑居房」Female Prisoner Scorpion: Jailhouse 41 © 1972 Toei Co., Ltd.

すでに春のラインナップが決まり、2月は小林正樹監督「切腹」が上映される。武家社会や武士道の残酷さを描き、日本国外でも注目を浴びた社会派時代劇。

「HANA-BI」Hana-bi © 1997 Office Kitano

3月は伊藤俊也監督「女囚さそり 第41雑居房」。「さそり」と呼ばれる女囚・松島ナミの、壮絶な権力への復讐を描いた作品だ。

4月は、北野武監督の名を世界に知らしめた「HANA-BI」。孤独な刑事の生き様を描いている。
全35ミリ・フィルム、日本語上映、英語字幕付き。

「マンスリー・クラシック」シリーズ
★上映作品(カッコ内は英題)
※毎月第一金曜日7:00pm
■2月4日(金):切腹(Harakiri)
■3月4日(金):女囚さそり 第41雑居房
 (Female Prisoner Scorpion: Jailhouse 41)
■4月1日(金):HANA-BI(Hana-bi)

■会場:ジャパン・ソサエティー内劇場:
 333 E. 47th St.(Bet. 1st & 2nd Aves)
■一般$15、JS会員$10
■ボックスオフィス:TEL: 212-715-1258
www.japansociety.org


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