2022年1月28日号 Vol.414

公立図書館カード保持者
文化施設が入場無料に
「カルチャー・パス」

Culture Passのウェブサイト

ニューヨーク公立図書館、クイーンズ公立図書館、ブルックリン公立図書館のカード所持者(13歳以上)が利用できる「カルチャー・パス」は、市内の文化施設を無料で訪問できるプログラム。2018年から開始され、現在、市内67ヵ所の文化施設が参加。アメリカ自然史博物館やメトロポリタン美術館、MoMA、グッゲンハイム、ホイットニー、ブルックリン美術館、、ブルックリン植物園、ニューヨーク植物園、ブロンクス美術館など、ニューヨークの主要施設がラインナップ。ここでは「カルチャー・パス」の予約方法を駆け足で解説したい。



ステップ1:図書館カードを取得
NY州居住者または会社勤務者、NY市の学生であれば無料で取得可能。図書館のウェブサイト(別記①)で、氏名、誕生日、住所を入力後、ユーザーネーム、パスワードを決めて申し込むと、すぐにテンポラリーのバーチャルカード(14日間有効)が発行される。ただし、「カルチャー・パス」を利用するには物理的なカードが必要となるため、バーチャルカードの有効期間内に、図書館へ写真付きIDと住所が証明できる書類を持参して、申請・発行を受けること。

ステップ2:カルチャーパス予約
ウェブサイト(別記②)で「Reserve a Pass」をクリックし、取得した図書館カード(ニューヨーク、クイーンズ、ブルックリンのいずれか)を選択。バーコード・ナンバーとパスワードを入力してログイン、参加したい施設と日時を選択して予約する。

ただし、一日に発行されるパスの数には限りがあるため、人気施設は早めの予約を奨励。一度に4件まで予約できるが、各美術館への無料入場は「年間1回のみ」に限定されている。
詳細はウェブサイトで。

①公立図書館カード申し込みサイト
■ニューヨーク公立図書館
www.nypl.org/library-card
■ブルックリン公立図書館
disc.bklynlibrary.org/card
■クイーンズ公共図書館
www.queenslibrary.org/get-a-card

②Culture Pass
www.culturepass.nyc


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