世界27ヵ国から52作品
「BAMキッズ・フィルム・フェス」
「ルッキング・フォー・ザ・ワイルド」Directed by Andoni Canela, Looking for the Wild
「モリモリ島のモーグとペロル」Directed by Tsuneo Goda, Mogu & Perol
今年21周年を迎える「BAMキッズ・フィルム・フェスティバル」が2月2日(土)と3日(日)の2日間、ブルックリンのBAMローズシネマで開催。3歳から11歳の子どもを対象に、世界27カ国から長短編あわせて52作品が上映される。
今年のフィーチャー作品は、ネイチャーフォトグラファーのアンドニ・カネラによるドキュメンタリー「ルッキング・フォー・ザ・ワイルド(Looking for the Wild)」(2016年)。7種類の絶滅危惧動物を写真に収め、彼らが置かれた状況を世間に伝えようと考えたカネラ。妻と10歳の息子、3歳の娘を伴い、15ヵ月に渡り全大陸を巡った様子を撮影・記録した。人間との緊張した距離感を維持しながら生きる動物たち。映画では息子、ユナイ少年の旅として語られ、絶滅の危機に瀕する野生動物の現状とその保護、家族と自然への愛情が描かれている。
日本からは、合田経郎(ごうだ・つねお)監督率いる「ドワーフ」制作のトップモーション・アニメ「モリモリ島のモーグとペロル」が上映。料理が得意なビッグフットのモーグと、食いしん坊で料理が苦手なペロルの友情物語だ。
全作品リストは、ウェブサイトで確認を。
BAMkids Film Festival 2019
■2月2日（土）・3日(日）
■会場：BAM Rose Cinemas
Peter Jay Sharp Building
30 Lafayette Ave., Brooklyn
■大人$14、13歳以下/65歳以上$10
■www.bam.org
HOME
|
|
2019年1月25日号 Vol.342