2020年1月10日号 Vol.365

2020ニューヨーク合唱フェスティバル
日米トップクラスの9合唱団が共演
カーネギーで無料 被災地復興支援掲げ


昨年の様子。日米合唱団員280人でジョン・レノンのイマジンを熱唱(撮影GION、提供JAEXA)


2020ニューヨーク合唱フェスティバル(主催:一般社団法人文化芸能国際交流機構=JAEXA)が3月11日(水)、カーネギーホールで開催される。日米トップクラスの9合唱団が共演、歌の素晴らしさを伝える。チケットは無料。
合唱を通じて交流を深め、次世代に日米の親善をつなげようとの目的で開催。同時に、東日本大震災の被災地サポートを掲げており、ニューヨーク日系ライオンズクラブが休憩時間と終演時に募金活動を行う。

今回、日本で活躍する作曲家・合唱指揮者の相澤直人氏が編曲した「花は咲く」がカーネギーで初演される。指揮は、菅野正美氏(全日本合唱連盟副理事長・福島県合唱連盟理事長)。同曲は、東日本大震災復興支援ソングとしてNHKが企画制作。多くの編曲があるものの、合唱しやすい曲は少ないと感じた相澤氏が、昨年、新たに編曲した。楽譜「2部合唱、もしくは独唱とピアノのための」が今年2月、パナムジカ(京都府長岡京市)から出版される。
合同演奏曲は「花は咲く」「ふるさと」「イマジン」「翼をください」の4曲で、楽譜と歌詞をプレイビルに掲載予定。日米が心を合わせ、日本の被災地へ声援を送る。

■3月11日(水)8:00pm 
■会場:Stern Auditorium /Perelman Stage
 @Carnegie Hall:57th St. and 7th Ave.
www.carnegiehall.org
■入場無料(要チケット)
★カーネギーホールのボックスオフィスでチケット取得のこと
★当日券なし ★当日会場で$10募金実施



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