2019年4月12日号 Vol.347

「NY生命科学フォーラム2019」
移植医療の最前線ほか
一般にもわかりやすく発表

生命科学フォーラム2019


第5回「NY生命科学フォーラム2019」が4月20日(土)、ニューヨーク大学ランゴーン・メディカルセンターで開催される。在米日本人研究者や医師による、日本語での医療フォーラムだ。主催は、米国日本人医師会(JMSA)と独立行政法人日本学術振興会(JSPS)。
医療や健康に興味のある人なら誰でも歓迎。一般からの参加を呼びかけている。当日参加も可能だが、混雑を避けるため、できるだけ事前に別記ウエブサイトから参加登録すること。事前登録の締切は4月13日(土)。
このフォーラムは、生命科学分野の研究者と、一般の人が交流し、互いの視野を広げようとの趣旨で、2015年に始まった。難解な医療研究内容を、研究者らが一般向けにわかりやすく、日本語で発表するのが特徴だ。
昨年は、医療従事者、研究者、企業・政府、メディア関係者、学生、主婦と、分野や業種の垣根を超えて、300人以上が参加した。
5年目の節目となる今回のフォーラムのテーマは、「ビジョン、フュージョン、トランスレーション」。小児肝臓専門医、移植外科医、移植病理医のコラボレーションにより、移植医療の最前線に迫る他、マウスモデルによる脳機能解明、合成生物学、分子ロボティクスなど、最先端の科学について、それぞれの分野をリードする若手研究者が、最新の知見を発表する。
さらに、国連による結核医療の支援、医療医学分野の知的財産保護、アメリカにおける医療キャリアや、科学研究費の状況などについても、専門家が特別講演をする。

■4月20日(土)9:00am〜6:30pm
■会場:NYU Langone Medical Center
 550 First Ave.(@ 32nd St.)
■一般$20、ポスター発表者/学生無料
■事前参加登録:
 http://jmsa-nyc-forum.org/registration
※事前登録の締切:4月13日(土)
■詳細 http://jmsa-nyc-forum.org



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