よみタイム|2025年3月14日号・Vol.489デジタル版 & バックナンバーはこちら

相互協力と質の向上目指し、教育連携協定を締結

Advertisement

2025年2月28日号掲載|11

相互協力と質の向上目指し、教育連携協定を締結
・ニューヨーク育英学園
・ニューヨーク日本人教育審議会
・海外子女教育振興財団

ニューヨーク育英学園、ニューヨーク日本人教育審議会、海外子女教育振興財団は、教育現場の連携協定に合意。2月18日に、ニューヨーク育英学園で協定締結の調印式が行われた。

世界では日本人子女の数が減少傾向にあるが、グローバル人材育成ニーズはかつてないほどに高まっているという状況。そんな中で個々の学校という制約を超えて、地域を巻き込み、これまでより更に良い教育が施せる可能性の追求を認識したことが事の発端だった。今回の連携協定は、在外教育施設としての相互協力をより一層深め、教育の質の向上、学校運営の最適化および効率化を図ることを目的としている。

協定締結の調印式
前列(左から)岡本学園長、綿引理事長、久保会長、櫻井校長、後列(左から)巽学院長、武田理事長、倉西氏
協定締結の調印式
前列(左から)岡本学園長、綿引理事長、久保会長、櫻井校長、後列(左から)巽学院長、武田理事長、倉西氏

調印式には、武田秀俊・ニューヨーク育英学園理事長、久保克之・ニューヨーク日本人教育審議会会長、綿引宏行・海外子女教育振興財団理事長らが参加。教育機関からは、ニューヨーク育英学園の岡本徹学園長、慶応義塾ニューヨーク学院の巽孝之学院長、ニュージャージー日本人学校の櫻井幹也校長、ニューヨーク日本人教育審議会ディレクターの倉西美由紀氏もオブザーバーとして同席。連携の強化を約束した。

Advertisement

綿引理事長は「先生や生徒たちが交流を深めていくことはとても意義のあることです。将来、日本や世界を背負って立つ子どもたちにとって何よりの経験になる。世界的に見ても前例がないことですのでしっかりと成果を出していきたい」と抱負を語った。教育現場に携わるオブザーバーらは、「どんな相乗効果が生まれるのか楽しみです」と声を揃えた。

協定締結の調印式

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!