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2025年3月28日号掲載|3
化石発掘を体験
恐竜絶滅から学ぶ未来
「エデルマン化石公園&博物館」
マンハッタンから車で2時間余り、ニュージャージー州メンチュアに3月29日(土)、ローワン州立大学(Rowan University)の恐竜博物館「エデルマン化石公園&博物館(Edelman Fossil Park & Museum of Rowan University)」(以下EFM)がオープンする。恐竜が絶滅した時代から現代まで6600万年の歴史を巡る。

館内には、恐竜の模型や化石の展示だけでなく、インタラクティブなキオスク、自由に歩き回れるVR体験など、最新のテクノロジーも導入。当時の様子を多方面から紹介する。
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古生物学的にも重要な採石場
隣接する4エイカーの採石場では、実際に訪問者が化石発掘を体験できる。
同地は、恐竜が絶滅した際の化石が発見された北米6ヵ所のうちのひとつ。これまでに古生物学者たちは、モササウルス、サメ、海生ワニ、ウミガメ、先史時代の海綿動物や貝類など、100種類以上、10万点を超える化石をこの地で発見。大量絶滅後の数日から数ヵ月の間に崩壊した生態系が、化石となって記録された世界でも貴重なエリアだという。
来場者が発見した化石は、特別なものでない限りすべて持ち帰ることが可能。幸運にも「初めての発見者」になった場合は、国際化石データベースに登録される名誉も得られる。
また、同地から1マイル離れたセレス公園で発見された化石、ドリプトサウルス(ティラノサウルス類)の再現も見どころのひとつ。1866年に発見されるまで、北米大陸での獣脚類恐竜は1856年にモンタナ州で見つかった「歯」のみだった。ドリプトサウルスの発見は、古生物学者を歓喜させる出来事であった。
恐竜絶滅から学ぶ
動植物の75%以上が消失する「大量絶滅」がこれまでに5回発生したとされる地球。進行速度はさまざまだが、すべては気候変動に起因すると考えられている。科学者たちは、「こういった大惨事は現代と非常に似ている」と警鐘を鳴らす。
EFMは、「恐竜の物語を利用して現在を文脈化、未来に備えること」が目的のひとつ。「恐竜の辿った道が、人類の物語にならないように学ぶことが大切だ」と、来場者に深い思索を促している。


Edelman Fossil Park & Museum of Rowan University
■3月29日(土)オープン
■住所:66 Million Mosasaur Way, Mantua, NJ 08080
■Tel: 856-284-DINO(3466)
■一般チケット:13歳以上$29、3-12歳$24、2歳以下無料
■採石場発掘体験:一般$40、メンバー($20)
※博物館入場料支払い済みの場合は+$25
※発掘は5月から10月まで(天候により変動有)
■https://www.efm.org