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[ 3 ] 05/27/2022 YOMITIME・WWW.YOMITIME.COM・info@yomitime.com・
AMNH 最古のホールが最新に! 先住民コミュニティの「声」を反映
アメリカ自然史博物館
COVER STORY
2多種多様なマスク (Photo by D. Finnin/AMNH)
13
3先住民文化を反映させたネイティブ・アーティストの作品
1現存するものでは最大の丸木舟「グレイト・カヌー」(Photo by D. Finnin/AMNH)
19 63
(Photo by KC of YOMITIME)
4ファースト・ネーションのハイウープス氏
※ N Y 州 / N J 州 / C T 州 ( 要 I D )在 住 者 は 入 館 料 任 意 ( 常 設 展 の み ) ■ www.amnh.org
(Photo by Denis Finnin/AMNH)
■会場:American Museum of Natural History 200 Central Park West
■開館:水〜日 10am–5:30pm
■常設展のみ:大人 $23、学生・シニア(60 歳以上)$18 3-12 歳 $13、メンバー無料
115
■5月30日(月)メモリアルデーにて事務局休み
・「1912年から続くメモリアルデー日本人墓地墓参会」今年もCOVID-19により、 NY総領事館、NY仏教会、日系ライオンズクラブ、ニューヨーク育英学園の協力でマ ウント・オリヴェット墓地で少人数で開催。森美樹夫大使もご参列されます。
■6月3日(金)6pm-9:30pm「第52回JAA奨学金&第16回本庄奨学金授与晩餐会」
ハーバードクラブで開催。基調講演は若林晴子/ラトガース大学アジア言語文化学
科助教授。 ■6月9日(木)10am-12pm「笠野玲子弁護士による無料電話法律相談」各30分/要予約
笠野玲子弁護士が移民法以外の諸問題の相談にお答えいたします。
・12pm-2pm「6月第1敬老会」
BENTONのお弁当です。Iwaki Bandの歌を楽しみましょう!
会員:$5、敬老会参加、ランチデリバリー、ピックアップご希望の方はご予約下さい。 ■6月10日・24日(金)10:30am-12pm「小林利子先生指導の折り紙クラス」会費$5 ■6月13日(月)10am-12pm「シニアへの無料ヘアカット」各30分/要予約
田原ミチさん、佐々木ノリさん、津田やすこさんと小林はるかさんが行います。 ■6月16日(木)10am-12pm「加藤恵子弁護士による移民法の無料電話相談室」各15分/要予約 ■6月17日(金)10:45am-11:30am「バレエを通して親子で楽しみましょう!」
アップルキッズ企画。バレリーナのイザベラ・トーレス先生が指導。バレエをし ない方でも楽しめる内容です。対象:2歳〜 3歳、参加費$5、JAAホールでは 8 〜 10組の親子が参加できます。
改装中だったアメ 古いこのホールは 中、ボアズは「文化
トカ族、ヌハルク族、 トリンギット族、ツィ
ムシアン族、ギックサ
ン族、ニスガ族、チ
ムシアン族など、地
域コミュニティごとに
分類し紹介されてい
る。
入り口付近では、 真2=、現在活躍中 タールタン族/ギッ のネイティブ・アーテ クサン族の映画制作 ィストたちの作品=
リカ自然史博物館の 1899年、人類 相対主義=全ての文 「ノースウエスト・コ 学者フランツ・ボア 化は優劣で比べるも ースト・ホール」が5 ズが後援しオープン。 のではなく対等であ
月 日(金)、一般公 当時の研究者たちは る」を唱えていた。 開された。 「先住民は遅れてい 2017年、新た 同館内で最も る」と考える風潮の に「先住民の視点」を
取り入れることを掲 者、マイケル・バー 写真3=なども紹介 げた改修プロジェクト キンによる短編が上 されている。 がスタート。コミュニ 映。先住民の歴史・ キュレーターのひと ティの代表者を集め、 文化を紹介するとと り、歴史家でアーテ 何を含め、どのよう もに、現在の懸念を ィストでもあるファー に見せるべきかを共 来場者へ問いかけた スト・ネーション(カ
に熟考。歴史的な構 内容だ。 成を維持しながら新 セクション「私たち 解釈を取り入れて再 の声(OurVoices)」で
ナダ先住民族)のハイ ウープス氏=写真4 =は、「我々がどこか ら来て誰なのか。そ
構成し、太平洋北西
部およびカナダ西部
に暮らす先住民コミ
ュニティの「声」を届け
る舞台が完成した。
◇
1万200スクエ ひときわ目を引く まく世界について『別 アフィートのホールに のは、天井から吊り の考え方がある』と は1000点を超え 下げられた長さ フ いうことを知って欲 る民芸品や文化財が ィート(約 メートル) しい」と述べている。 展示。沿岸セイリッ の丸木舟「グレイト・
シュ族、ハイダ族、ク カヌー」=写真1= ワキウトル族、ヌー で、これは現存する
お互いに助け合い
乗り越えましょう!
は、コミュニティの過 去と現在を説明し、の歴史、業績、知性、 未来を予測。環境保 知識、コミュニティの 全や人種差別など、科学を、このホール 重要な問題にも目を 全体に反映させたか 向ける。 った。あなたをとり
ものでは最大。特徴 的な多数のトーテム ポール、トリンギット 族が再現したビーバ ー=表紙写真=(オ リジナル彫刻はカヌ ーの船首部分)、多 種多様なマスク=写
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