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ニューヨークで生産開始
「獺祭BLUE にごり」米国向けに本格展開
2025年9月19日号掲載|12
酒ブランド「獺祭BLUE」は9月1日、新商品「獺祭BLUEにごり」=写真=を発売した。これまで日本で生産されていた米国向けの「にごり酒」製造を、ニューヨーク州ハイドパークの醸造所に移したもの。安定供給を図るとともに、国際市場を見据えた体制転換を進める。

海外で人気の高いにごり酒は、これまで90%以上が米国向けとして輸出されてきた。今回、米国生産へ移行したことにより、輸送によるタイムラグや品質劣化のリスクを排除。現地の日本酒ファンに、より高品質な商品を届けることが可能になった。
新商品は、米国産「獺祭BLUEタイプ50」をベースに、アメリカの味覚に合わせて開発。使用した酒米「山田錦」は、アーカンソー州と日本の2産地から調達。50%まで精米し、ニューヨークの水で約35日間発酵させ、もろみを絶妙に加えることで、特有の濁りとともに、ほのかな甘みと奥行きのある味わいを実現させた。
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獺祭会長の桜井博志氏は、「純米大吟醸ならではの香りと品格をにごり酒に持たせるため、人の手による麹造りや低温での発酵管理を徹底しました。冷やして提供するこの酒は、多くの人を魅了するはずです」とコメント。副社長で蔵長の三浦史也氏も、「もろみの風味と甘みが加わり、食前酒や食後のデザート感覚でも楽しめるテイストに仕上がりました」と説明する。
「獺祭BLUEにごり」はアルコール度数14%で、720mlと375mlを展開。ハイドパークの獺祭BLUEテイスティングルームおよび公式サイト、NY州内のレストランや小売店で販売中。他州でも9月中旬以降から、順次取り扱いが始まる予定だ。
「青は藍より出でて、藍より青し」ということわざに由来して命名された 「獺祭BLUE」。日本の伝統を基盤に、アメリカの地で新たな酒造りを育む「日米文化の融合」を目指している。
DASSAI Blue 50 NIGORI
■https://dassai-blue.com/products/dassai-blue-50-nigori
Dassai Blue Sake Brewery
■住所:5 St Andrews Rd., Hyde Park, NY
■https://dassai.com
