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原因食品はまだ不明
下痢や腹痛が続く場合は受診を
2026年7月16日投稿
米疾病対策センター(CDC)とニューヨーク市保健局(NYC Health)は、寄生虫「サイクロスポラ(Cyclospora cayetanensis)」による感染症「サイクロスポラ症(Cyclosporiasis)」の患者が全米で急増しているとして注意を呼び掛けている。
*7月17日アップデート:米食品医薬品局(FDA)と米疾病対策センター(CDC)は7月16日、インディアナ州、ケンタッキー州、ミシガン州、オハイオ州、ウェストバージニア州のタコベル(Taco Bell)店舗で提供された千切りのアイスバーグレタスが、サイクロスポラ症の集団感染と関連していると発表した。
https://www.fda.gov/food/outbreaks-foodborne-illness/investigation-5-state-outbreak-cyclospora-illnesses-iceberg-lettuce-july-2026

ニューヨーク市保健局によると、市内では2026年5月1日以降、少なくとも374件(7月13日時点)の感染が確認された。CDCも全米で患者数が増加していると報告しており、複数州で感染が確認されている。保健当局は感染経路を調査しているが、現時点で特定の食品ブランドや生産者、流通経路などは判明していない。
感染源の特定が難航している理由として、専門家はサイクロスポラ症の潜伏期間が通常約1週間と長く、患者が感染前に口にした食品を正確に思い出すことが難しい点を挙げる。また、細菌とは異なり、サイクロスポラは研究室で培養できないため、遺伝子解析による感染経路の追跡が容易ではなく、疫学調査に時間を要しているという。

サイクロスポラは汚染された水や食品から感染し、過去には輸入ラズベリーや葉物野菜、タマネギ、バジル、パクチーなどが原因となった例がある。感染すると水様性の下痢や腹痛、吐き気、強い倦怠感などが現れ、症状が数週間から1カ月以上続くこともあるが、人から人へ直接感染することはない。
保健当局は、食品は70度以上で十分に加熱し、生野菜や果物は流水でよく洗うこと、調理前や食事前には石けんと流水で手を洗うことを推奨している。水のような下痢が続く場合は医療機関を受診し、便検査を受けるよう呼び掛けている。
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・NYC Health「Cyclosporiasis」
https://www.nyc.gov/site/doh/health/health-topics/cyclosporiasis.page
・CDC「Cyclospora Infection (Cyclosporiasis)」
https://www.cdc.gov/cyclosporiasis/