【注意喚起】NY総領事館
米国内エムポックス感染で
米国疾病予防管理センター(CDC)は11月16日、米国内で初めて、より重篤度が高いとされるクレード1型・エムポックス(clade I mpox)(旧サル痘)の感染者が確認されたと発表。在ニューヨーク日本国総領事館は11月18日、在米日本人・日系人に対し、Eメールとウェブサイトで注意喚起を促した。
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発表によれば、感染者は東アフリカに滞在歴があり(輸入症例)、米国入国後に医療機関で治療。症状は改善し、自宅隔離中であるという。
CDCでは、今回のクレード1型・エムポックスが米国内で感染拡大するリスクは依然として低いとし、注意レベル(レベル2:十分な予防策を講じること Practice Enhanced Precautions)を変更しないとしている。
その一方で国民に対し、手洗い、うがい、手指の消毒等の衛生管理に注意を払うとともに、発熱や発疹などエムポックスの症状のある人との濃厚接触(飛沫・体液等への接触)を避けるなど、十分な予防策を講じるよう呼びかけている。
現在、日本外務省では、感染症広域情報として「エムポックスに関する注意喚起=国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)の宣言」を発出。詳細はウェブサイト(別記)で確認を。
日本外務省感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html