メキシコから陽気なサーカス「バスケス」来米
シティ・フィールドにビッグトップ登場
メッツの本拠地「シティ・フィールド」の駐車場で、サーカス「バスケス(Circus Vazquez)」が、パフォーマンスを行う。1969年、メキシコで誕生した「Circo Hermanos Vazquez」。何世代にも渡ってエンターテイメントの象徴として親しまれてきた。1986年、メキシコ・シティの中心、ソカロ(Zócalo)で上演し、大成功。
その後、メキシコと中南米でツアー公演を行った後、1993年、アメリカ初上演を果たした。「バスケス」の会場は、昔ながらの移動式サーカステント「ビッグトップ」。巨大シアターとは異なり、最後尾の席でも舞台が近いため、臨場感は抜群だ。
パフォーマーは世界各国から多才な「芸達者」が勢揃い。ウクライナのキエフ出身チーム「ビンゴ・トループ」は27年のキャリアを持つベテラン。コロンビア出身のデュオ「バネガス」は、30フィートを超える回転装置で大胆なアクロバットを披露。アフリカのギニア出身チーム「ボーン・ブレイカーズ」は、抜群のリズム感で、力強さと柔軟性を見せつける。元綱渡り選手のザイダ・リアジードが率いる「リアジード・エンジェルズ」は、オリンピック金メダリスト、ナタリア・カピトノワを筆頭に体操とエンターテイメントを融合、並外れたスキルを披露する。
「バスケス」は、シルク・ドゥ・ソレイユとは一味違った明るくノリのいいメキシコの雰囲気が感じられるショーだ。さらに「バスケス」は、11月28日に行われる「メーシーズ・サンクスギビング・パレード」に参加、沿道を練り歩く。
●11月15日(金)〜12月15日(日)
●会場:Citi Field:123-01 Roosevelt Ave, Flushing
●$30〜
● https://www.circusvazquez.com